オンラインギャンブル業界で広がるチャリティー活動とは?

ここ2年の間、世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスの出現により、世界の産業は大きく変化し、さまざまな社会的影響を目の当たりにしてきました。これらすべての出来事が、結果的に私たち人間のプライベートやビジネスシーンにマイナスの影響を及ぼしています。世界経済は、大きな損失と変化を経て、それは2年後の今でも感じられます。ところが、ある一部の業界は今回のパンデミックから悪影響を受けませんでした。

もうお気づきの方もいるかと思いますが、そのひとつはオンラインギャンブル業界です。世界中の人々にとって家の中で過ごす時間が増え、外出する代わりの新たな娯楽を探し求めた結果、オンラインギャンブルへのアクセス数が大幅に増加したのです。

オンラインギャンブルとチャリティー活動

ビジネスを大成功させている大企業は、助けを必要とする人々を支援する慈善団体に対して、あるいは困難な危機に瀕した人々に対して直接、何らかの援助や貢献をするべきです。スウェーデンの企業「Great.com」が実施している慈善活動は、その好例といえるでしょう。同社は、オンラインギャンブラーであるエリック・バーグマン氏が設立したオンラインギャンブル関連会社で、収益の100%を慈善団体に寄付することを宣言しています。バーグマン氏は、iGaming業界で成功した起業家であり、現在は業界に恩返しをする方法を模索しているようです。

ギャンブル業界というのは、世界で最も大きく、最も利益を生む市場のひとつであります。通常、ギャンブルは一種のエンターテイメントとして表現されますが、実際にはもっと複雑なものです。というのも、ギャンブルビジネスは、自分の行動をきちんとコントロールできない最も弱い立場の人々をターゲットとしていることが多いからです。そのため、世界のさまざまな社会問題に貢献する責任があることは間違いないでしょう。オンラインカジノやギャンブルサイトを運営する大企業が慈善団体に資金を提供しているのを目の当たりにすると、それについて複雑な心境にならないといえば嘘になります。もちろん素晴らしい行動ではあるのですが、他方では、そもそもそのお金はどこから来たのか、と問わずにはいられないのです。

ポジティブな傾向

現在、慈善団体と密接に関わり、寄付者を探したり、さまざまなチャリティー活動に参加したりしている企業が世界中に数多く存在します。この企業や団体の数は決して少なくなく、世界的に見てもよりポジティブな傾向になっていることが分かるでしょう。これらの企業が資金を提供する動機が何であれ、慈善団体としては、支援を必要としているコミュニティにその資金を渡し、本当に困っている人々を助けることができます。さらには、受け取った資金をもとに有益なプロジェクトに取り組み続け、もっと困難な状況にある人々を助けることもできるのです。

ギャンブル業界にとってのメリット

各ギャンブル企業から多くの資金が提供され、さまざまなチャリティー活動や慈善目的のために確保されているという事実は、世間からのイメージを向上させ、ポジティブな評価をもらうことができるので、ギャンブル業界にとってもプラスの効果が生まれます。ギャンブルというゲーム自体のルールを変えなければならないかどうかは、奥深いテーマであるのでここでは触れませんが、ギャンブル業界が助けを必要としている人々を助けようとしていることは喜ばしいことでしょう。

最後に…

個人単体であれ、大人数グループであれ、人を助けることができる人は皆、即行動し、実践すべきです。環境保護、人権、平等、意識改革など、現代にはあらゆる社会問題が残っており、すべての人にとってより良い世界を作るためには、誰しもができる限りのことを実行し、少しでも貢献すべきでしょう。